要約
質問は「車の一番恐ろしい故障は何ですか?」です。
回答1では、ブレーキのエア噛みが恐ろしいと指摘されています。高速での運行中にブレーキが効かなくなる恐怖を語っています。
回答2では、車載コンピュータの故障が挙げられています。エンジン停止やブレーキ不具合などが起こり、危険な状況になる可能性があると述べられています。
回答3では、ブレーキの油圧系統の破断が恐ろしいと指摘されています。車が止まらなくなる恐れがあるとのことです。
回答4では、クルマの故障についての体験談が語られています。ミッションの故障で、エンジンの異常と混同される場面が描かれ、整備の重要性や愛着のある車との思い出に触れられています。
以下はQuora(クオーラ)というQ&Aサイトの問答の要約と問答のリストです。個人の回答であり、確定情報ではないことをご理解してご覧ください。
車の一番恐ろしい故障は何ですか?
回答1
他の回答者の方の内容も大変怖いですが、自分の体験したものを書きます。ブレーキのエア噛みです。サーキットで走っていると、一般道では考えられないくらいの発熱が各部に発生します。ブレーキは、エンジンが作った運動エネルギーを熱エネルギーに変換して、スピードを落とす仕組みです。ハイパワーで重量級なクルマほど、ブレーキから発生する熱が大きくなり、キャリパー内のブレーキオイルを沸騰させてしまうことがあります。こうなるとブレーキを踏んでも、軽カーのクラッチを踏んでいるような踏み心地になり、全くブレーキが効かなくなります。そして直ぐには戻りません。つまりその状態になった時に出ているスピードで運命が変わるということです。そうなる直前に少しその兆候の踏み心地が出ることがありますが、突然そうなることもあります。富士スピードウェイの1コーナーにノーブレーキで刺さってしまった伝説も耳にしたことがあります。
回答2
車載コンピュータの故障ですね。故障すればエンジン停止、ブレーキサーボも効かない、ハンドルもパワーアシストが効かないのでどうにもなりません。
昔とあるイタリア車で高速道路を走ってる際に故障したことがあります。力には自信あるのにハンドルなんてとても切れないしブレーキも目いっぱい踏んでも効きませんでした。カーブだったら死んでましたね。
回答3
ブレーキの油圧系統の破断じゃないかな。車が止められなくなりますから。
回答4
以前私は、1970年式ブルーバード510に乗っていました。
仮免を取った18歳のときに、私の練習用に、父が知り合いからオールドウイスキー1本と交換して(笑)持ってきてくれたクルマでした。
しかし愛着がわいてその後も乗り続け、結局30年以上(60万キロ以上)乗っていました。
だいたい週イチで故障するので(笑)、運転中の故障もしょっちゅうでした。
なので、整備士の父(以前は大手自動車メーカーの技術開発にいました)の日常のメンテナンスが必須でした。
中でも思い出に残っているのは、ミッションの故障でした。
私の510は、当時としては珍しくオートマチックだったのですが、伊香保温泉を目指して関越道を走行中に、いきなりマフラーから白い煙りがもうもうと出てきて、焦ったことがあります。
至急サービスエリアに入って、父に電話して指示を仰いだところ、
「けむりの匂いをかいでみろ」
と、言われ、訳も解らずけむりの匂いを嗅ぎました。
「そうか、甘い匂いがするんだな。なら、ミッションオイルの減り具合に気をつけて、ちょこちょこオイルを足しながら走れば問題ないよ。せっかく温泉に行ったんだから、ゆっくりと湯にでも浸かってこい(笑)」
と言われました。
「ん?マフラーはエンジンの燃焼室からの排ガスを出すところなのに、なんでミッション??」
とは思ったのですが、父は大手自動車会社の技術開発に在籍していたぐらいの技術と知識があり、私の510をしょ
以前私は、1970年式ブルーバード510に乗っていました。
仮免を取った18歳のときに、私の練習用に、父が知り合いからオールドウイスキー1本と交換して(笑)持ってきてくれたクルマでした。
しかし愛着がわいてその後も乗り続け、結局30年以上(60万キロ以上)乗っていました。
だいたい週イチで故障するので(笑)、運転中の故障もしょっちゅうでした。
なので、整備士の父(以前は大手自動車メーカーの技術開発にいました)の日常のメンテナンスが必須でした。
中でも思い出に残っているのは、ミッションの故障でした。
私の510は、当時としては珍しくオートマチックだったのですが、伊香保温泉を目指して関越道を走行中に、いきなりマフラーから白い煙りがもうもうと出てきて、焦ったことがあります。
至急サービスエリアに入って、父に電話して指示を仰いだところ、
「けむりの匂いをかいでみろ」
と、言われ、訳も解らずけむりの匂いを嗅ぎました。
「そうか、甘い匂いがするんだな。なら、ミッションオイルの減り具合に気をつけて、ちょこちょこオイルを足しながら走れば問題ないよ。せっかく温泉に行ったんだから、ゆっくりと湯にでも浸かってこい(笑)」
と言われました。
「ん?マフラーはエンジンの燃焼室からの排ガスを出すところなのに、なんでミッション??」
とは思ったのですが、父は大手自動車会社の技術開発に在籍していたぐらいの技術と知識があり、私の510をしょっちゅう整備し、毎日のようにメインテナンスしてくれていたので、こと510にかけては、たぶん日本でも最高レベルの知識があると信じていました。
なので、
「まぁオヤジが言うんだから、大丈夫だろ」
と思い、伊香保温泉で楽しんできました。
その途中のことでした。
ミッションオイルを買おうと、途中で街の自動車整備工場に立ち寄ると、
「いや、マフラーからのけむりは、間違いなくエンジンに異常がある証拠だよ。ここで無責任にミッションオイルだけを売れないな」
と言われてしまいました。
私もそうだよなぁと思い、電話で父に相談したら、
「バカ野郎!そこらの素人の言うことなんて聞いてるんじゃねえ!あのクルマのことは、俺が一番よく知ってるんだ!無理なら高速のサービスエリアでも売ってるから、そこで買え!」
とのこと。
そんなこんなで家に帰って、父が見たら
「あぁ、やっぱりこのバルブが破れたのか。これなら部品がくれば、すぐ直る。安心しろ」
と言われ、びっくりした覚えがあります。
今でも構造は全く解らないのですが、ミッションとエンジンには繫がっているところがあるとのことでした。
父のクルマへの深い知識や技術はもちろん、構造が解らない街の整備士を素人と呼んだ父のエンジニアとしての職人としての矜持に、深い感慨を覚えた記憶があります。
そんな父も、認知症になりクルマの整備を任せられなくなり10年前に510を手放し、昨年、入所していた施設で亡くなりました。
いまでは年中故障して困っていた510とともに、父とクルマいじりをしていた頃を懐かしく思い出すばかりです。
以上がQuoraでの問答の内容です。これらは個人の意見であり、必ずしも事実ではないことにご注意ください。
元の質問、回答についてはこちらをご覧ください:https://qr.ae/p2Y1Kw