要約
質問は、将来的に自動車免許がオートマ限定になり、マニュアルがオプションになる可能性があるかというものでした。
回答1では、AT車が9割以上なのでマニュアル車の免許不要と主張。MT運転が下手な人が多く、事故を避けるためにもマニュアル車について教習すべきだと述べています。
回答2によれば、DCT車の利便性が高まったため、マニュアル車を買う意欲が低下。ACCの便利さや楽しさを挙げ、自分の運転スキル向上につながったと語っています。
回答3は、電動化によりミッションやクラッチが不要になるため、将来的に免許制度も変化する可能性があると指摘。
回答4では、MT車の免許が必要な理由や経験談を通じて、将来的にはMT車の免許が必要であるとの見解が示されている。
以下はQuora(クオーラ)というQ&Aサイトの問答の要約と問答のリストです。個人の回答であり、確定情報ではないことをご理解してご覧ください。
自動車免許も将来的にはオートマ限定が普通で、マニュアルがオプションの扱いに変わりますか?
回答1
マニュアル車の免許は不要←これは間違ってはいないと思います。だって実際に走ってる車の9割以上はAT車だし、マニュアルなんて業務用車かスポーツカーがほとんどですからね。
なんで笑われるかってAT車はアクセル踏めば進む、ブレーキを踏めば止まるという単純な運転をしている人が多いから、MTでは免許取得ができないような下手くそでも公道を走ってるからだと思いますよ。
笑われるというよりみんな怒ってますね。ゴーカート並みの運転をしてるから周りをイライラさせて、わざわざ挑発するような動きをして、煽ってきたら被害者ヅラ。
どのようなモノか知っておいて損はないと思います。MT車に限らず、トラックなどの大型車が大きく車間距離を取って走る理由、車長の長い車が右左折の際に大きく膨らむ理由などを知っておくだけで事故を回避できる確率は上がります。
MTに乗り慣れていない人や初心者はクラッチを離した瞬間後退してしまいます。そこで「おらおら進め」と前に出て「なんでこいつ下がってくるんだ!?」となってる車も見たことがありますよ。
MT車は坂道発進がATより少し複雑だ。ってことくらいは知るためにAT限定免許の教習でもMT車についてもっと触れてもいいんじゃないかなとは思ってます。
回答2
免許をとって20年ほどマニュアル車に乗ってました。奥さんにもマニュアル教習に通ってもらって、子供ができてから買った2台目の車もマニュアルという具合。
トルコンのズルっとくる感覚と、渋滞でずっとブレーキを踏んでいなければならないのが嫌いで、私はずっとマニュアル車に乗り続けるのだろうと思ってました。
が、そんな私も今はDCTの車に乗っています。もうマニュアルを買う気は起きません。何が変わったのか?それはACC(アクティブクルーズコントロール)です。
昔のクルーズコントロールは眠くなるだけ、という印象しかなかったのですが、ACCは別物ですね。私は街中も含め、ほぼACCをONにしており、運転時間の9割くらいはアクセルを踏むことなく運転しています。信号からのスムーズな発進もACC。住宅密集地は30km/h定速でブレーキペダル真上に右足をスタンバイした状態で通過。車間の維持に気を使わなくてよいので、その分周囲に注意できるなど便利さを運転するたびに体感しています。
昔一緒に峠に行っていたような、同じくマニュアル好きの友人からは「自動運転なんてつまんなくない?」と言われるのですが、意外なことに、ACCによる加速が期待している加速度とシンクロすると楽しいのです。このことから、私は自分がマニュアルを気持ちよく感じ、トルコンのスリップを気持ち悪いと感じたのは、期待する加速度との乖離度がキーだったのだと気付きまし
免許をとって20年ほどマニュアル車に乗ってました。奥さんにもマニュアル教習に通ってもらって、子供ができてから買った2台目の車もマニュアルという具合。
トルコンのズルっとくる感覚と、渋滞でずっとブレーキを踏んでいなければならないのが嫌いで、私はずっとマニュアル車に乗り続けるのだろうと思ってました。
が、そんな私も今はDCTの車に乗っています。もうマニュアルを買う気は起きません。何が変わったのか?それはACC(アクティブクルーズコントロール)です。
昔のクルーズコントロールは眠くなるだけ、という印象しかなかったのですが、ACCは別物ですね。私は街中も含め、ほぼACCをONにしており、運転時間の9割くらいはアクセルを踏むことなく運転しています。信号からのスムーズな発進もACC。住宅密集地は30km/h定速でブレーキペダル真上に右足をスタンバイした状態で通過。車間の維持に気を使わなくてよいので、その分周囲に注意できるなど便利さを運転するたびに体感しています。
昔一緒に峠に行っていたような、同じくマニュアル好きの友人からは「自動運転なんてつまんなくない?」と言われるのですが、意外なことに、ACCによる加速が期待している加速度とシンクロすると楽しいのです。このことから、私は自分がマニュアルを気持ちよく感じ、トルコンのスリップを気持ち悪いと感じたのは、期待する加速度との乖離度がキーだったのだと気付きました。
また、自車にはハンドル裏にシフトパッドがあり自由に変速できるのですが、全く使う気になりません。変速する操作自体が楽しかったわけじゃないんですね。それよりもシフト操作に匹敵する感覚になるのは、実は「ACCの速度設定操作」です。50km/hから信号で止まろうとする場合、私は設定速度を40km/h→30km/hと2回のボタン操作で落とします。すると、ブレーキを踏まずともエンジンブレーキがかかって速度が落ち始めるのですが、これが4速→3速→2速のシフトダウンのような感じで楽しいのです(シフトパッドでギアではなく、ACCの速度設定ができればいいのに、といつも思います)。
さらにACCに加えて車線維持のアシスト機能も併用すると、気分は完全に乗馬。手綱は自分で握っているので、バスや電車に乗っているのと同じ感覚にはなりません。自分のアクセルコントロールだけでは難しい起伏がある道で完全な定速走行を体験するたびに儲けた気分になります。
今後も停止状態までカバーするACC付き3ペダルのマニュアル車は出ないでしょうから、マニュアルはもう買わないでしょう。反面、ながら運転をするための完全自動運転の車もあまり興味がありません。
回答3
そうなるでしょう。と言うより、切り離された別物になるのでは?その理由は、電動化が進行するためです。
モーターで走る車には、原理的にミッションやクラッチが必要ありません。つまりこれらは、エンジン走行する車に限定された機構です。
よって、2030年代に新車販売される車を全て電動化する、と言う大方針で進んでいる限り、これらが不要な車に置き換わることは確定だから、免許制度もそれに合わせて変化していくと言う話です。
ただそうなっても、全部をピュアEVにできるかは疑問で、ハイブリッド車も結構な割合で残りそうです。また大型車や建設・工事車両(重機)は、乗用車よりも電動化が遅れる気はします。
回答4
ご質問文の前段の「笑う風潮がある」かどうか、は、後段の「マニュアル車の免許」が社会の制度として必要かどうか、の疑問と、どの様に連関していますか?
もし「今や日本で流通する乗用車のうち、自動車の運転を業務として行うことのない一般人が運転するクルマは、ほとんどがATなんだから、AT限定の免許を持っているからって笑うなやい、という意見に賛同できるか?」というご質問なら、胸を張って「はい、笑うなやい」と思います。
ただ、ご質問文の後半は、あいにく「マニュアル車の免許は不要ではないでしょうか?」となっており、前半とは論旨が捻転を生じています。日本語では語尾に意味があるから、という理由ではなく、端的に「?」の疑問符の付いている分節に着目する他ないので、このご質問文だと、私が先ほど挙げた「はい、笑うなやい」とは少し乖離した回答を記すことになります。
ご容赦ください。
AT乗用の技術とMT乗用の技術とではスキルセットが異なるので、マニュアル車の免許は必要です。
要否に関する回答:おわり。
さてアッサリしすぎちゃったので、一つだけ昔話。もう20年くらい前に、妻とフランスへ旅行に行った時の話です。
仕事の都合で妻の方が先にアルルの宿に着いてました。私は数時間遅れでマルセイユの空港に到着。もう日が暮れてました。空港のレンタカーには、予め日本から「AT車を一台用意しておいてください」と予約を入れて、レンタカー会社からも
ご質問文の前段の「笑う風潮がある」かどうか、は、後段の「マニュアル車の免許」が社会の制度として必要かどうか、の疑問と、どの様に連関していますか?
もし「今や日本で流通する乗用車のうち、自動車の運転を業務として行うことのない一般人が運転するクルマは、ほとんどがATなんだから、AT限定の免許を持っているからって笑うなやい、という意見に賛同できるか?」というご質問なら、胸を張って「はい、笑うなやい」と思います。
ただ、ご質問文の後半は、あいにく「マニュアル車の免許は不要ではないでしょうか?」となっており、前半とは論旨が捻転を生じています。日本語では語尾に意味があるから、という理由ではなく、端的に「?」の疑問符の付いている分節に着目する他ないので、このご質問文だと、私が先ほど挙げた「はい、笑うなやい」とは少し乖離した回答を記すことになります。
ご容赦ください。
AT乗用の技術とMT乗用の技術とではスキルセットが異なるので、マニュアル車の免許は必要です。
要否に関する回答:おわり。
さてアッサリしすぎちゃったので、一つだけ昔話。もう20年くらい前に、妻とフランスへ旅行に行った時の話です。
仕事の都合で妻の方が先にアルルの宿に着いてました。私は数時間遅れでマルセイユの空港に到着。もう日が暮れてました。空港のレンタカーには、予め日本から「AT車を一台用意しておいてください」と予約を入れて、レンタカー会社からも応諾の返答がありました。当時はメールでなくてファクスで連絡するしかないところばっかりだったなぁ(懐)。
で、日が暮れて空港に降り立って荷物を転がしてレンタカー会社のカウンターに着いて
「AT車を予約しといたミヤザワです」
と言ったら
「あー、MTしか在庫ないよ」
とシレッと言われました。この時ばかりは、MT免許を取っといてよかった!と思ったもんです。
なお左ハンドルでMT乗ったのは生まれて初めてだったので、MT免許を持ってはいたけど、むちゃくちゃ焦りました。左手でしかシフト操作したことないんだもの。
左手感覚からすると1速って「押し込む」んですよ、体軸から一番遠い方へ向けて。
ところが左ハンドル車で右手に握ったシフトレバーを体軸から一番遠い方へ向けて押し込むと「5速」なわけです。もちろんエンストしちゃいます。
1速へ入れようと思ったら、体軸に近い方へ引き込むように前へ押し込みます。とても大袈裟に言ってますが、慣れちまえばそんなに押すとか引くとか喚くほど大した話ではないんです。ところが慣れてないと、これは大事業なわけです。
店員さんからキーを借りて、クルマをチェックアウトして、私が最初にしたことは、駐車場内を、グルグルグルグルと、何周も発進・加速・減速・停止の練習です。そのくらい、感覚は違います。
3周くらい回って、もう大丈夫だろう、と公道に左折(日本の間隔で言うと「右折」)で出ようとしたら、いきなり左の方から、スピルバーグの映画「激突!」に出てくるような大きなトラックが、映画で鳴り響くような「プヮァァアアン!!!」っていう大きなホーンを鳴らして接近してくるのがわかりました。ヒィィィィィイイイイ!と思って渡りきろう!としたら、いきなりエンストしました。
あぁ、ここで死ぬのは嫌だ!
と感じました。
(おかげさまで脱出できたからこそ、今こうしてヘラヘラと何か回答してるわけですが。)
長くなりましたが、まぁMT車の免許が、要らない、とは思いません、という話の余談でした。
以上がQuoraでの問答の内容です。これらは個人の意見であり、必ずしも事実ではないことにご注意ください。
元の質問、回答についてはこちらをご覧ください:https://qr.ae/p2sakG